2024.10.31
MEDIA
俳優クァク・ドンヨンが演劇『ゴドーを待ちながらを待ちながら(原題)』で90分間の演技力に連日観客の好評を受けている。
クァク・ドンヨンが現在出演中の『ゴドーを待ちながらを待ちながら(原題)』はサミュエル・ベケットの不条理劇『ゴドーを待ちながら』をオマージュしたコメディ演劇で、演劇『ゴドーを待ちながら』の主人公エストラゴンとウラジーミルの代役俳優たちが舞台裏で待機しながら過ごす時間を描く。
クァク・ドンヨンは劇中でエストラゴンの代役俳優であるエスター役を演じ、自分の価値観を押し付ける“若い老害”キャラクターで演劇ファンから大きな愛を受けている。
彼は口慣れたセリフを吐き、舞台裏で待つのが日常になってしまったエスターをリアルに表現する。また俳優パク・ジョンボクとの息の合ったトーク交わしで「若い老害」の魅力を愉快に繰り広げる。
特にクァク・ドンヨンは観客が見逃しやすいシーンに自分だけのディテールを加え、客席の集中度を高めた。
サイズが合わない靴に足を頻繁に突っ込んでため息をつき、かかとを踏みつぶしながら歩くクァク・ドンヨンの繊細な描写は、代役俳優の切実さを直観的に伝えた。またゴリラになったような演技を披露したかと思えば、瞬時に表情を変えてハムレットのセリフを続けるシーンは客席に強烈さと余韻を同時に残した。
クァク・ドンヨンは今年tvNドラマ「涙の女王」終映以後、日本単独ファンミーティングとtvN新バラエティー番組「フィンランド間借り暮らし(原題)」等でアイコニックな歩みを続けている中で、演劇舞台では凄まじいエネルギーで90分間の名演技を繰り広げる。
彼は2017年、演劇『エレファント・ソング(原題)』の再演を通じて初めて大学路の舞台に立ちマイケル役を引き受け、行動を予測できない序盤部と淡々と感情を吐き出す後半部を完璧な均衡で表現し注目された。クァク・ドンヨンはこの作品を通じて“クァク・マ”(クァク・ドンヨン、マイケル)という愛称を得て、彼の舞台を待つファンを増やした。
ドラマと舞台を行き来しながら実力を積んでいるクァク・ドンヨンの今後の歩みがさらに注目される。
『ゴドーを待ちながらを待ちながら(原題)』は12月1日までイエス24ステージ3館で公演される。
写真提供:『ゴドーを待ちながらを待ちながら(原題)』
出処:https://m.entertain.naver.com/article/421/0007874046