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2024.02.28

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クァク・ドンヨン、演劇「エレファント・ソング」終演…舞台を埋め尽くした鳥肌の立つ熱演



演劇「エレファント・ソング」が無事に終演し、俳優クァク・ドンヨンが愛情の溢れた最終公演の感想を伝えた。

クァク・ドンヨンは演劇「エレファント・ソング」でマイケル役を演じ、演技に対する熱い情熱はもちろん、作品に対する無限の愛情を見せた。クァク・ドンヨンが演じたマイケルは謎の象の話ばかりするミステリアスな患者で、人物に対する深い理解を土台に、これを後押しできるしっかりとした演技力が必要なキャラクターだ。

2017年に公演が始まり、いつの間にか3度目の「エレファント・ソング」の舞台に上がり、作品に対する冷めない愛情を自慢したクァク・ドンヨンは、マイケルが投じるなぞなぞのような話を意味深に伝え、変わらぬ存在感を示した。さらに、12月24日に突然跡形もなく消えてしまった医者ローレンスの行方を捜すため、病院長グリーンバーグとの心理戦まで密度高く表現し、心理劇の緊張感を高めるのに一役買った。



クァク・ドンヨンは空間の変化が全くない舞台上で、一度も退場することなく舞台を引っ張り、90分間会場を彼だけのエネルギーでいっぱいにし、「さすがクァク・ドンヨン」という賛辞を受けた。説明のいらないクァク・ドンヨンの演技力は、マイケルが持っている深い憂鬱を伝えるだけでなく、ただ愛が必要だった少年の寂しさと孤独さ、そして’欠乏’という感情まで立体感のある表現をしながら、舞台に濃い余韻を残し、観客たちの心を浄化させた。

特にすべてのパズルが合った瞬間に見せる顔は、彼の演技力の真髄を垣間見ることができる名場面の一つだ。クァク・ドンヨンは、マイケルの全ての秘密が明らかになった後、ようやく安らかになった表情と彼の正直な告白を堂々と描き出し、観客を泣かせた。

観客の熱いスタンディングオベーションの中、全ての公演を終えたクァク・ドンヨンは「マイケルに出会い共に過ごした時間の中で、本当に多くの成長をさせてもらったと思う。良い作品、共にしてくれたプロダクションチームと俳優達、そして観客の皆さんに心から感謝している」と感想を述べた。

続けて「舞台の楽しさと幸せを教えてくれた’エレファント・ソング’の思い出が消える前に、もう一度皆さんに会いに来れたら嬉しい」と公演に対する格別な思いを伝えた。

’エレファント・ソング’で一層深くなった演技能力を見せてくれたクァク・ドンヨンはtvN新土日ドラマ「涙の女王」を通して、お茶の間に帰ってくる。彼が演じる人物はクィーンズグループ財閥3世であり、クィーンズマートの代表ホン・スチョル。百貨店の女王ホン・ヘイン(キム・ジウォン)の弟として、気の強い姉の下で育ち、目が合うだけで反射的に構えるキャラクターだ。毎作品、自分だけの色で視聴者の注目を集める彼だけに、今回はどのような魅力を見せてくれるのか期待が高まる。


写真提供: H& ENTERTAINMENT
出処:스포츠한국